message代表メッセージ

ケアを受ける人に最適で、ケアを届ける人に最高の会社でありたい。

私が障害をお持ちの方の支援に関わりを持ったのは、1997年頃のことでした。当時はまだ、今のように「多様性」という言葉も一般的ではなく、制度面でも整備されていない部分が多くあった時代でした。その頃を知る私からすると、現在の支援にまつわるさまざまな環境は大きく変わり、ずいぶんと整ってきた印象があります。もちろん、まだまだ整えるべき部分はたくさんありますし、私たちにも課題はあります。そしてその整えるべき部分や課題が何なのかを知る上で、支援のこれまでを目で見て、肌で触れて、体感してきたことがいかに大切かを長年支援に携わったものとして身に染みて感じています。それとともに、支援を深く理解してくれている仲間たちが私と一緒に働いてくれていることに感謝し、誇りを感じる毎日を過ごしています。
 

「障害者支援」という言葉を聞いて、どんなイメージを持たれるでしょうか。
「介護」を思い浮かべる方は多いでしょうが、多様な「介護」の中の一つに「障害者支援」「障害者介護」はありますし、見方を変えれば「障害者支援」の中に「介護」がある、とも言えます。これは私見になりますが、「介護」とは本来、ケアを受けられる方一人ひとり、それぞれに適した介護の「形」があるもので、特に「障害者介護」は適正な「形」が求められるものだと感じています。私たちクレイハートでは、類型的なサービスをラインナップするのはもちろんのこと、それだけにとらわれず、ケアを受けられる方とそのご家族の方も含めて最適な「支援」とは何か、を常に追求し続けていきたい、と考えています。

「障害者支援」を手がける企業は、ルールに則り、誠実であらねばならない、と私は考えています。語弊はあるかもしれませんが、弊社で働く人には社会や人に貢献する精神を持っていてもらいたい、と願っています。そしてそんな誠実な人たちに報いるために、企業はそれ相応の待遇で応えなければいけない。私は弊社を運営するにあたり、そんな使命感を強く持っています。一人ひとりのケアを受けられる方にとって最適な「形」のサービスをお届けし、ケアを届ける人たちに業界で最高の報酬と待遇で応える。そんな理想を実現するには、長きにわたり「障害者支援」に関わり続けることで得た実績と知見、ノウハウは不可欠なものであり、私たちにとって最大の「強み」になっています。

私たちはこれまでも、これからも、ケアを受けられる方に最適なサービスをお届けし、ケアを届ける人にとって最高の会社であることをお約束します。
これから先は、そんなお約束をもっと多くの人たちに、もっと幅広い地域に向けて発信していかなければいけない、と思っています。私たちは、私たちの「障害者支援」のサービスをアップデートし続け、その様子を発信し続ける決意でおります。

 

代表取締役 甲斐久嗣